自閉症の根本的な治療法は、現在のところありません。
自閉症に有効な薬物もないので、治療の主体としては、療育的方法が最も重要となります。
療育的方法としては、自閉症児に対して母親との関わりを豊かにしていくような励ましが大切になります。
その後、同じ障害を持つコミュニティーに参加して、療育を続けていきます。
自閉症の場合、他の病気との合併に注意する必要があります。
特に、てんかんは、自閉症児の約2割が思春期から成人までに発症するといわれています。
したがって、自閉症児では1年に1回程度の定期的な脳波検査が必要とされていますが、30歳までに発症しなければ、その後のてんかん発症の可能性はほとんどないとされています。